
息子について行った雪駄屋(セッタ)さん
そこで聞いた
「日本の文化を 今の時代に合わせてつないでいく」
という言葉に
なぜか「干物」のことを考えました
雪駄と干物
一見まったく違うものですが・・・
実は同じなのかもしれません
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このブログは
九州・唐津から
無添加干物・海産物を製造・卸売直売
しています
海産物屋の3代目の嫁が
海産物の良さを発信していきます!
海産物で
食卓と家族をつなぎ
時代と時間(トキ)をつなぐ
笑顔の架け橋となる
「つなぐ」を大切に
商品に人に誠実に付き合う
乾物屋のおばちゃんの独り言です
気軽によっていかんねぇ〜^ ^
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行きたいお店があるんだけど
と、息子

なんのお店?
と聞くと
雪駄(セッタ)屋さん
なんとも粋な息子です(笑)
でも
息子にとって雪駄(セッタ)は
小さい頃から
唐津のお祭り「唐津くんち」
馴染みのあるもの

そう考えると
雪駄屋さんに行きたいというのも
そう不思議なことではないと思い
どうせ時間もあるので
私もついていくことにしました
あまりよく聞きもしないで
ついて行ったのですが・・・
お店に入ってみると
「おしゃれなお店だなぁ」
おばさんはちょっとびっくり!

店内には いろんな雪駄が並んでいて
提灯(ちょうちん)や
包丁
切子グラスなども置いてあります
なんとな~く
「日本のものを大切にしているお店なのかな?」
と感じたので
店員さんに直接聞いてみました

どんなコンセプトのお店なんですか?
すると
古き良き日本の文化を
今の時代に合うようにアレンジして
日本の文化を大切に伝えていきたい
そんなお話をしてくださいました
雪駄も その一つ
昔ながらの雪駄を
ただ昔のまま残すのではなく
「靴を履くような感覚で
今の人にも履いてほしい」
ということで
ソールにエアーを入れて
歩きやすく
疲れにくい雪駄にしているそうです

それを聞いて
ちょっと感動して
胸が熱くなりました
昔のものをそのまま残すのではなく
大切な部分は残しながら
今の時代に合わせて変えていく
これって・・・
干物も同じなんじゃないかな?
と思ったんです。

若い人たちからすると
雪駄も干物も
もしかしたら同じなのかもしれません
「食べたらおいしいのは分かっている」
でも
焼くのが面倒だったり
骨があったり
そもそもどこに売ってあるのか分からなかったり
これ、うちの息子が言っていたことです(笑)

そんなこんなで
少しずつ遠のいていく
「干物を食べる」という文化
でも干物は
昔の人たちが魚を保存するために考えた
大切な知恵から生まれたものです
魚に塩をして干す
そうすることで水分を抜き
魚を長く保存できるようにした
それが干物の始まりです
でも
干すことで保存できるだけではなく
魚のうま味もギュッと凝縮される
だから おいしい
昔の知恵が
今まで受け継がれてきたんですよね
そして今の干物は
昔とまったく同じではありません

アジの干物↑↑


「塩をして干す」
という根本は変わらなくても
食感や塩加減は
時代とともに変わってきています
昔は
「長く保存すること」
が大きな役割でした
でも今は
「おいしく食べてもらうこと」
「健康にも気を配ること」
「安心して食べてもらうこと」
も大切です
だから
塩分を控えめにしたり
水分を抜きすぎず
ふんわりとした食感に仕上げたり
そして
「魚は食べたいけど 骨がねぇ・・・」
という方にも食べてもらえるように
丁寧に骨を抜いて
食べやすくした干物も作っています

サバの干物↑↑

昔のものだから
「昔のままにしないといけない」
ということではないんですよね
大切なのは
変えてはいけないものを守りながら
変えるべきところは時代に合わせて変えていくこと
そして
次の世代につないでいくこと
雪駄屋さんのお話を聞いて
「これって、干物も同じだなぁ」
と思いました
干物という文化を
なくしたくない
もっともっと干物を
食べてもらいたい
そのために
昔から受け継いできたものを大切にしながら
今の時代に合った干物を
これからも丁寧に作っていきたいと思います

風呂敷に包んでのお渡し↑↑中には雪駄
さて
息子は念願の雪駄を買いました!
この日のために
バイト代を貯めていたそうです
私も・・・
気持ちだけ
お手伝いしましたけど(笑)
日本には
昔から大切にされてきた文化が
たくさんあるんだなぁと感じました


