
大雨が降ると困るのは
人だけではありません
実は
海の中でも大きな変化が起こって
魚たちは思っている以上に
大きな影響を受けています
海産物屋目線で
「雨と海と魚のつながり」
のお話です
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このブログは
九州・唐津から
無添加干物・海産物を製造・卸売直売
しています
海産物屋の3代目の嫁が
海産物の良さを発信していきます!
海産物で
食卓と家族をつなぎ
時代と時間(トキ)をつなぐ
笑顔の架け橋となる
「つなぐ」を大切に
商品に人に誠実に付き合う
乾物屋のおばちゃんの独り言です
気軽によっていかんねぇ〜^ ^
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線状降水帯
最近よく耳にする言葉ですよね
先週末にかけて
佐賀・唐津は
この線状降水帯の中に入り
バケツをひっくり返したような
大雨と雷が続きました
携帯電話の避難警報も
何度も鳴りましたが
幸い 今のところ
私の周りではみんな無事で
新聞にも
大きな災害の記事はなく
本当に良かったです
ところで
こんな大雨の時
「海はどうなっていると思いますか?」
「海の水って薄くなるの?」
そう思ったことはありませんか?

実は
沿岸の海では
川から大量の真水が流れ込むことで
海水の塩分濃度が
いつもより少し低くなることがあります
海はとても広いので
全体が薄くなるわけではありません
でも
川の近くや沿岸では
魚たちにとって
大きな環境の変化になることがあります
それを私が実感するのが
実家の活魚料理屋です
店内には大きなイケスがあり
イカ・鯛・アジ・アワビなど
たくさんの魚介類が泳いでいます

実家のイケス↑↑
実は
こんな大雨の時に仕入れた魚は弱ってしまい
「あがる(死ぬ)」確率が 高くなることがあります
どうしてでしょう?
大雨の後に獲れた魚介類は
漁師さんに獲られ
生きたまま運ばれ 各お店へ届けられます
運搬の際の海水は
その時の海からくみ上げた海水を使いますが
お店のイケスには
普段の塩分濃度の海水が入っています
そのため
魚介類は
塩分濃度の違う海水を行き来することになり
体にストレスがかかります

さらに
大雨の後は
海が濁ったり
海の中の酸素が少なくなったりすることもあり
いろいろな条件が重なることで
魚が弱ってしまうことがあるのです
だから
漁師さんや活魚屋さんは
大雨の後の活魚は弱い
活かすのが難しい
と、よく言います
実際
大雨の後の日曜日の朝
弟と話すと
朝からイカが次々と上がりよる…
言っていました
活魚屋さんにとって
生きている魚は
大きな価値があります
でも
死んでしまうと
その価値は大きく下がってしまいます
大雨は
私たちが思っている以上に
いろいろな仕事へ影響を与えているのです

でも私は
「影響を与えている」
というより
自然の出来事は
すべてつながっているんだなと感じます
雨が降ることも
川が流れることも
海が変化することも
そこで暮らす魚たちも
そして
私たちの食卓も
全部 どこかでつながっています
だからこそ
自然の恵みに感謝し
敬意を持ちながら
毎日の食卓を囲みたいですね

九州の梅雨明けは
もう少し先のようです
どうかこれ以上
大きな災害につながることなく
穏やかな夏を迎えられますように


