海から遠い山で食べられてきた「塩クジラ」

クジラ

 

 

 

海育ちの私が知らなかった

山の人にも親しまれてきた

「塩クジラ」

 

 

冷凍庫のない時代に

海の恵みを山の食卓へ届けた

昔の知恵のお話です

 

 

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このブログは

九州・唐津から

 

 

無添加干物・海産物を製造・卸売直売

しています

海産物屋の3代目の嫁が

海産物の良さを発信していきます!

 

 


海産物で

食卓と家族をつなぎ

時代と時間(トキ)をつなぐ

笑顔の架け橋となる

 

 

「つなぐ」を大切に

 

 

商品に人に誠実に付き合う

乾物屋のおばちゃんの独り言です

 

 

気軽によっていかんねぇ〜^ ^

 

 

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山道をドライブ中

たまたま通ったところに
川がありました

 

 

 

 

 

 

沢では
キャンプをしたり
水遊びをしたりしている
家族がたくさん

 

 

 

 

 

私も車を降りて
水に触ってみると

「冷たい!」

 

 

 

 

緑に囲まれた中で
ひんやりとした川の水

 

 

 

 

 

子どもだけでなく
大人も楽しそうです

 

 

 

 

 

 

私は
海のそばで生まれ育ったので
川遊びをしたことがありません

 

 

 

 

 

その代わり
海は庭のように遊びました

 

 

 

 

 

夏は
背中の皮がむけるくらい
海で泳いでいたし 今じゃ皮膚科直行ですけどね

毎日の犬の散歩も海岸

 

 

 

 

 

 

昔も今も
海が生活の一部です

 

 

 

 

 

 

 

食べるものも
海のものが多く

川魚は
あまり縁がありません

 

 

 

 

 

だから

山や川のそばで育った方は
海のものが
私たちより身近ではないのかもしれない

 

 

 

 

 

そんなふうに
思っていました

 

 

 

 

 

でも

岩本商店に来て

そうでないことを知りました

 

 

 

 

 

山手や

川の近くで育った方にも
昔から好まれてきた
「海のもの」があります

 

 

 

 

 

それが

塩クジラです

 

 

 

 

 

塩クジラは
クジラの赤身を
塩漬けにしたもの

 

 

 

 

冷凍技術がなかった昔

大型のクジラが獲れたときに

 

 

 

 

せっかくの海の恵みを
無駄にしないよう

塩を使って
保存できるようにしたものです

 

 

 

 

 

 

干物も同じです

魚に塩をして
乾燥させることで
長く食べられるようにする

 

 

 

 

 

昔の人は
冷凍庫も冷蔵庫もない中で

 

 

 

 

 

どうしたら
おいしく長く食べられるかを
ちゃんと考えていたんですよね

 

 

 

 

 

塩クジラも
そんな昔の知恵から生まれた
保存食です

 

 

 

 

 

塩クジラって、どんな味?

 

 

塩気
かなり!

しっかりとした塩味があります

 

風味
クジラ独特の風味があります

 

脂の旨味
あぶると脂がじゅわっと出て
香ばしくなります

 

食感
薄く切ってあぶって

熱湯をかけると
ほどよい歯ごたえがあり
噛むほどに旨味が出てきます

 

 

 

 

 

食べ方

 

塩気が強いので
食べる前に熱湯をかけて

少し塩抜きします

 

1. 薄く切る

2. グリル等で焼く

3. 熱湯をかけて、表面の塩抜きをする

4.適度なサイズにほぐす

 

焼くと
脂が出て
香ばしくなります

 

 

 

 

こんな食べ方も

 

ごはんのおかずに

● お弁当のおかずに

● お茶漬けに

 

塩気がしっかりしているので

塩クジラ一口で
ごはんが何口もいける

 

 

 

 

昔から
そんなふうに食べられてきた味です

 

 

 

 

特に夏の暑い時は
食欲が落ちることもありますが

 

 

 

 

 

このしっかりした塩気が
食欲をそそってくれるんですよね

 

 

 

 

 

 

若い世代の方には
馴染みが少なくなってきた
塩クジラですが

 

 

 

 

 

クジラが好きな方にとっては
今でも大切な味

 

 

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

 

 

海から遠い山手で暮らす方にとっては

海の恵みを
食卓で味わえる
大切な「海のもの」だったんだと思います

 

 

 

 

 

育った場所によって
食べてきたものは違います

 

 

 

 

 

でも

「おいしいものを食べたい」

 

 

 

 

 

これは
山育ちでも海育ちでも
変わらないんですよね

 

 

 

 

 

 

昔の人は

海が遠ければ
遠いなりに

 

 

 

 

冷凍することができなければ
出来ないなりに

 

 

 

 

 

その土地で手に入るものを
どうしたら無駄にせず
おいしく食べられるか

 

 

 

 

 

知恵を絞って
いろいろな食文化を
作ってきました

 

 

 

 

塩クジラも
そのひとつ

 

 

 

 

海の恵みが
海のそばだけでなく

山の食卓にも
ちゃんと届いていた

 

そう考えると
なんだか面白いですよね

 

 

 

 

 

私たち岩本商店も

ただ海産物を販売するだけではなく

 

 

 

 

昔から大切にされてきた食文化を

これからの世代に
伝えていけたらと思います

 

 

 

 

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