
「干物は干せば干すほどいい」
実は
そうではありません
岩本商店が大切にしている
干し加減についてのお話です
____________________
このブログは
九州・唐津から
無添加干物・海産物を製造・卸売直売
しています
海産物屋の3代目の嫁が
海産物の良さを発信していきます!
海産物で
食卓と家族をつなぎ
時代と時間(トキ)をつなぐ
笑顔の架け橋となる
「つなぐ」を大切に
商品に人に誠実に付き合う
乾物屋のおばちゃんの独り言です
気軽によっていかんねぇ〜^ ^
_____________________
棚の整理をしていると
息子が愛用していた
サーモスのボトルが
何本も出てきました
息子が野球をやっていたころは
本当にお世話になって
大活躍してくれました

保温・保冷がしっかりしているって
食べ物や飲み物では
とても大切なことですよね
熱を逃がさない
冷たさを逃がさない
逃がさないってことは
「守る」ってことにつながります
サーモスは
温度を守る
そして
干物は うま味を守る
実は どちらも
「大切なものを逃がさない」
というところが よく似ていますよね

干物は 魚を干すことで
余分な水分だけを抜き
うま味をギュッと凝縮させます
でも
「干せば干すほどいい」
というわけではありません
干しすぎると 水分が抜けすぎて
・身が硬くなる
・魚本来の風味が弱くなる
・塩味が強く感じられる
そんな干物になってしまいます
冷凍庫の奥で
長いこと眠っていた干物を
久しぶりに焼いたら
身がパサパサして
塩辛く感じたことはありませんか?
あれは
少しずつ水分が抜けてしまったことが
原因の一つです
だから
岩本商店では
「干物だからとにかく乾かす」
ではなく
ふっくらした食感と
うま味が残るよう
水分を抜きすぎない 干し加減を大切にしています

もちろん 好みは人それぞれです
しっかり乾燥して
塩気の効いた干物が
好きな方もいらっしゃいます
だから
岩本商店の干物は
「塩味がやさしい」
「やわらかい」
「ふっくらしている」
そんなふうに 驚かれることがあります
もともと干物は
冷蔵設備のない時代に生まれた 保存食です
長く保存できることが
一番大切な役割でした
でも今は
冷凍技術も進歩して
保存するだけではなく
おいしさも大切にした
干物づくりが
できる時代になりました
昔から受け継がれてきた
知恵と 今の技術
その両方があるからこそ
岩本商店の干物づくりがあります

息子と一緒に 頑張ってくれた
サーモスのボトルとも
今回でお別れしました
ちょっと懐かしくて
少し寂しくなりました
温度を守ってくれた
サーモス
うま味を守る
干物づくり
どちらも
大切なものを守る仕事なんだな
と 改めて感じました
長い間 本当にありがとう
サーモス


