
友人との都会での「晩ごはん」
おでんの具に
九州との違いを感じたり
同じ具材のことを考えたりしました
「昆布と練り物」
のお話です
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このブログは
九州・唐津から
無添加干物・海産物を製造・卸売直売
しています
海産物屋の3代目の嫁が
海産物の良さを発信していきます!
海産物で
食卓と家族をつなぎ
時代と時間(トキ)をつなぐ
笑顔の架け橋となる
「つなぐ」を大切に
商品に人に誠実に付き合う
乾物屋のおばちゃんの独り言です
気軽によっていかんねぇ〜^ ^
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人生で初めての横浜
人生の先輩方と待ち合わせて
さてどこへ行くかと思いきや
結局ホテルのロビーと
部屋で仕事の話
3人とも全くの異業種なのに
話せば話すほど面白い
参考になることばかりで
気づけば時間が
過ぎていました
いい加減
お腹も空いてやっと外へ
・・・・が
金曜日の夜のヨコハマを
甘く見ていました
予約ナシの
完全ノープランの私達に
当然どこも空いているお店などなく
1時間ほど
10店舗くらい
歩き回って
やっと
ひと席だけ空いているお店に入れました
時間はもう20時半過ぎ

入ったのは
おでんの店 「浜」さん
看板には
何屋とも書いてないし
場所も地下一階
正直
条件だけ見れば不利なお店
でも
扉を開けたら満席
カウンターもテーブルもぎっしりで
活気がすごい!
たぶん ほとんどが常連さん
料理はベーシックだけど
ちゃんと手作りで
ホッとする味

「浜」さんのおでん
一番人気のおでんは
昆布だしベースの
透明な澄んだお出汁
大きめの具材の中に
見慣れない「スジ」というものがありました
スジっての牛スジだと思っていたら違う
魚のすり身のことらしい

手間が「スジ」↑↑
魚の練り物「スジ」
・色はグレー
・食感はしっかりめ
・形は正方形(形は色々あるだろうけど)
お出汁がしみ込んだ
というより
すり身の味そのものの味がちゃんとする
東京出身の人にとっては
子供の頃からの当たり前の味らしい
知らないだけで
まだまだあるんだなぁと実感

その次に食べた
「昆布」も印象的でした
大きいのに
ちゃんと柔らかい
しっかり昆布の味がする
やっぱり昆布は大事だなぁと
仕事がら
つい自分の扱っている昆布のことを
考えてしまいます

昆布の原料と2種類の昆布
岩本商店でも
昆布を扱っていますが
多く分けて二種類あります
・お出汁用の昆布
・煮物用の昆布
さらに煮物用の昆布の中でも
・早煮昆布
・昆布巻き用昆布
正式な呼び名ではなく
使う方にわかりやすいように
明記しています

【早煮昆布】
・薄い
・20分前後で柔らかくなる
・短時間の料理向き
・圧力鍋だと溶けやすい
【昆布巻き用昆布】
・肉厚で幅が広い
・2~3時間で柔らかくなる
・圧力鍋OK
・長時間の料理向き
料理時間で選ぶのが
一番!わかりやすいです
同じ昆布でも
使い方で仕上がりは変わってきます
「どこの産地か」だけじゃなくて
「どう使うか」
特徴に合わせた使い方をすることで
更においしく仕上げることができます

我が家のおでん
今回食べた「おでんの昆布」も
きっとその良さを
ちゃんと活かしていたからこそ
あの味になったんだと思います
岩本商店の昆布も
どこかの家庭のおでんの中で
「おいしいね」
といってもらえるように
食卓と家族をつなぎ
時代と時間(トキ)をつなぐ
海産物として
ただ売るだけではなく
使い方までちゃんと伝えながら
「ひとこと」を添えてお届けしたいです

今回のお店「浜」さんは
創業60年だそうです
長く続けることがすべてじゃないけど
この味も この雰囲気も
お店とお客様とで作り上げてきたもの
なんだなぁと感じました
歩き回った末に
一番いいお店にたどり着けたと思います
たまにはノープランも悪くないですね


